曲山 紫乃 水球
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女子水球全日本代表選手
小学校に上がる前からスイミング教室に通う。小学校3年生の時に、習字やソロバンなどで小さい時から常に影響を受けていた3つ年上の兄が当時1年程前から始めていた水球に興味を持って始める。
小3の頃既に4種目全ての泳ぎをマスターしていたものの、泳ぐことは好きではなかった。小・中学校では、山形水球クラブに所属して、全国大会で優勝し、優秀選手賞を獲得。高校は山形工業高校に進学、高校3年の時に日本代表に選ばれる。
その後、日本体育大学に進学して、水球の最低必要メンバー数にも満たないチームを、大学4年の時にはキャプテンとして全国女子水球日本一(*)に導く。卒業後は、ユニバーシアードで経験した海外の強さに刺激され、水球が国技でもあるハンガリーの最強チームであるSzentes(センテシュ)に所属して2010‐2011年、2011‐2012年にシーズンプレー。2012‐2013年は、ドイツ最強2チームの内の1つであるKrefeldのSV BAYER 08にてプレーする。
*男子の場合は日本選手権。女子はまだ日本選手権になっておらず、全国女子という、日本選手権相当の大会での優勝。
ドイツに来た理由は、海外ほど水球が普及していない日本では社会人で水球を続ける環境が厳しいため、海外の有名なチームへの入部をトライして、ドイツのSV BAYER 08 に受け入れられたため(*)。水球はアメリカでは大学スポーツ、そしてヨーロッパでは日本よりも盛んで国内リーグやヨーロッパリーグまであり、プロとしてプレーしている選手もいる。
ドイツでは普通、選手は学生や仕事を続けながら平日の午後に練習をして週末の試合に臨む。ドイツには女子のプロ選手はいないものの、現在所属している SV BAYERは現在、全ドイツの代表選手が6人、全英の代表選手が1人所属していてドイツ最強2チームのうちのひとつ(もうひとつは、SV Blau-Weiß Bochum)。
* 受け入れてくれる海外のチームを探すのに、契約をしてくれる代理人はいないので、強いチームのHPなどに記載されている連絡先メールアドレスに、自己紹介を添えて入部希望を伝えるメールを色々なチームに自分で送ったところ、時期(9月末~5月上旬)が遅かったのにもかかわらず、ドイツのSV BAYER 08から連絡がもらえた。
編集後記:
水球は、オリンピック競技にも指定されているスポーツですが、強いのはスペイン、イタリア、ギリシャ、ハンガリー。ハンガリーでは、水球の選手が銀行のポスターやビールの宣伝(ページ一番下参照)に登場するそうです。日本(女子)はまだ予選を通過した経験がないそうですが、今後曲山さんには、日本の水球を世界の桧舞台にまで導いてもらえるように頑張っていただきたいと思います。皆さんにも試合の応援を宜しくお願いいたします。
ハンガリーのビールの宣伝に登場する、