デュッセルドルフの北西15 kmの所(北緯51度18分7秒、東経6度40分3秒)にあるLatumer湖(写真A )での釣りです。
夜が白み始める朝8時15分、周囲に人影は全く無く、広大な自然を独り占め出来る幸せを噛締めながらのスピナーベイト第一投、夜来の低気圧通過の風雨でさざ波が微かに残る水面に、同心円の波を残しながら沈んでいくスピナーベイトの深度を推し量りながらリールをゆっくりと巻き始めるも何の当たりも無し。
続けて第二投目も当たり無し、三投目も当たりの無いまま諦めていたところ。岸から5m位のところでグッグーとした確かな手応え、釣り糸が切られそうな力強い引きをリールの緩衝機構を巧に操りながら5分、極度の緊張、期待感、不安感、焦燥感が五感を駆け巡る至福な時間を楽しみ、待望のHecht(英名:pike、和名:河カマス)を釣り上げました。(写真:B、C)
2013年12月 HB