掘 哲也 作曲家
Tetsuya Hori
2010年7月ポーランド=ワルシャワ国立美術館で自作曲発表。地元のアート雑誌に大きく取り上げられる。
北海道札幌市生まれ。昭和音楽大学卒業後、日本で作編曲家として活動。2003年からベルリンを拠点に作曲家として活動中。作品は室内楽、オーケストラ、電子音楽と幅広く、さらに楽器以外の『物』のために作曲し自演するスタイルでこれまでに数多くの評価を得る。
代表作は「『水』のための音楽」、「『ビール瓶』のためのエチュード」、「『ゴム手袋』のためのボレロ」など。全ての作品に共通するコンセプトは、リスナーに興味深いナンセンスを提案すること、それと同時に美的価値を見出すこと。
これまでにヨーロッパや北米で数多くの音楽祭やアートフェスティバルに参加。以下活動履歴の抜粋。
2006年3月ルーマニア=ティミショアラ国立オペラ劇場で自作曲発表。地元アート雑誌で大きく紹介される。
2007年5月ドイツ=ブランデンブルクの音楽祭Pfingstwerkstatt Neue Musikに招待されベルリンのラップトップオーケストラと自身の作品「『水』独奏とラップトップオーケストラのための協奏曲」をブランデンブルク=ラインスベルク城内歌劇場にて初演。同時にソリストとして『水』を演奏。
2007年9月ドイツ=ベルリンで日本の最新アートを紹介する芸術祭「japan now」に招待され自作曲発表。2008年3月ベルリンのCDレーベル「naivsuper」から初のソロアルバム「Tetsuya Hori」をリリース。世界各国の評論家から高評価を得る。
2009年4月日本国外最大の日本映画祭「Nippon Connection(ドイツ=フランクフルト)」に招待され自作曲発表。
2009年7月ベルリンの老舗ジャズCDレーベル「Konnex-Records」から、サックス奏者のSoon Kim氏とのコラボレーションアルバム「Non-Transposed Sense」をリリース。ドイツのジャズ雑誌「Jazzpodium」で紹介される。
2009年9月オランダ=ティルブルクの音楽祭「Incubate」の現代音楽部門のメインゲストとして招待され自作曲発表。
2010年2月世界最大級のメディアアートフェスティバル「トランスメディアーレ」のビデオトレーラーの音楽を作曲。
2011年2月/2012年2月ドイツ=ベルリンのHAU劇場主催の舞台フェスティバル「100°Berlin」にパフォーマー井門由理枝氏と出演。自作曲の音楽劇を上演。
2011年4月アメリカ合衆国シアトルのCDレーベル「Aphonia Recordings」からソロアルバム「Dried Fish Is Just Good As Bait」をリリース。翌年、アメリカの音楽評論マガジン「Foxy Digitalis」で自身のCD「Dried Fish Is Just Good As Bait」が2011年ベストアルバムに選ばれる。
2011年7月ドイツ=マンハイムの舞台フェスティバル「Frisch Eingetroffen」にパフォーマーの井門由理枝氏と共に招待され自作曲の音楽劇を上演。
2011年9月ベルリンのアジア映画祭「asian hot shots」にゲスト出演。映画監督生谷幸広氏の無声映画と共に自作曲自演。
2011年10月オーストリア=ウィーンのウィーン・コンツェルトハウスにて自作曲発表。
2011年12月音楽コンクールInternational Music Prize for Excellenceの作曲部門エキスパートの部で特別賞を受賞。
2012年8月ジョンケージ生誕100年記念プロジェクトでベルリンのアーティストLose ComboのインスタレーションとベルリンのAkademie der Künsteにてコラボレーション。
オフィシャルウェブサイト
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