大向 佐保  クラリネット奏者

Saho Omukai
岩手県盛岡市出身。4歳からピアノを習い始め、9歳の時、音楽好きな担任が顧問であった小学校の吹奏楽部でクラリネットを始める。

 

幼い頃より美術に興味がありその道に進むつもりでいたが、高校入学後、初めてプロのクラリネット奏者と出会い衝撃を受ける。その後進路を音楽へ変更。

 

武蔵野音楽大学音楽学部器楽科を経て2007年、岩手大学教育学部芸術文化課程音楽コース首席卒業。学生時代、先生の勧めにより卒業までに3度のリサイタルを経験する。

 

2007年、長江杯国際音楽コンクール、日本クラシック音楽コンクール共に最高位受賞。

 

2010年、2013年、大仙市大曲新人音楽祭コンクール奨励賞受賞。

 

2011年、大仙市大曲新人音楽祭コンクール優秀賞受賞(管打楽器部門最高位)。

 

大学卒業後はソロ、室内楽で演奏活動をしながら、吹奏楽団「いわてブラスゾリステン」、東日本大震災後結成された岩手県初のプロオーケストラ「いわてフィルハーモニー・オーケストラ」の団員となる。

 

演奏活動の他、様々な学校の吹奏楽、管弦楽団のコーチを兼任し、後進の指導と育成に尽力する。

 

2012年、オケの公演にゲストプレイヤーとして参加したケルン西ドイツ放送管弦楽団の方々と共演し、音、音楽性、ものの考え方に感銘を受け、全てにおいて圧倒的な違いを感じ、すぐさまドイツへ行くことを決断する。

 

2013年からデュッセルドルフ在住。これまでクラリネットを舩橋忠雄、柏野晋吾、中島誠一、小倉清澄、小谷口直子、Andy Milesの各氏に師事。